一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2016.07.28 Thursday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

漫画とか読むよって話をすると、よく「何が好きなの?」とか聞かれることがあります。
そういうときの答えは、なかなか難しくて、
聞いた人が読まなそうな人だったら、無難にワンピースとか宇宙兄弟とか答えるのですが、
ちょっと読みそうだったら、聖おにいさんとか、
がっつり読みそうだったら、テレプシコーラとか・・・。
逆に、これは好きと人に言えないなあという作品もありまして、
それが、日本文学だったら泉鏡花、西洋文学だったらタニスリー、漫画だったらファイブスターストーリーだったりします。。
全部ファンタジー系で、なんとなく言うと恥ずかしいというか、
知らない人だったら、マニアックなの好きなのねとか思われそうだし、
逆にマニアの人だったら、そこまで詳しく知らないので話についていけないという、中途半端な好きさなので
好きと公言するのにいろいろ考えてしまう。
タニス・リーも最近亡くなって、ニュースになりましたね。
もうそんなお年だったのですね。
でも、私は平らな地球シリーズしか読んでないのでそこまで語れないのですが。

そのファイブスターストーリーですが、たぶんマンガ読まない人にはあまり知られてないけど、マンガ読む人にはすごい有名な物語です。
はるか未来?か過去かの世界で、5つの星を舞台に様々な国や政治団体やら神様が、ロボットとそのロボットを動かすために必要な人口生命体(ファティマ)を使って闘っていく歴史のお話。
面白いのは、この世界の年代史というのが当初から明らかにされていて、どんな事件が起きてどうなるのか最終回がどうなるのかが最初から読者にはわかっているという形式なことです。
漫画の内容はその年代に沿って、その細部のシーンを再現していくというような感じでしょうか。
ただ、それも年代順に進んでいくのではなく、今回はこの時代、次の回は何百年後、その次は何百年前の話と、あっちゃこっちゃ話は飛ぶし、登場人物も何百人?という感じいるし、専門用語は多すぎるし、理解するまでが本当に大変な話です。

私がこれを読んだのは数年前できっかけは図書館にあったので借りてみたことでした。
こんなのがある図書館ってどうよって感じですが、いいきっかけでした。
1,2巻は意味がぱっぱらぱーで理解不能、ファティマの存在はなんか気持ち悪いし、絵柄も古いしで我慢して読んでいたのですが、カイエンが出たあたりから急激に面白くなってきて、なんとなく話も分かってきて、いつの間にか全巻買ってしまっていました。
とにかく一冊一冊の情報量が多すぎて、流し読みが基本の私にはなかなか頭に入ってこなくて、何回読んでも、そのたびに新たな発見があるという、時間つぶしにはお買い得な本です。
寝る前とかに読むのがおすすめ・・・。

さて、そんな本ですが、作者のご都合で12巻目が出てから9年間連載が止まっていたのですが、この度再開され13巻が発売されました。
それが、なんと今までの、「ロボットの名前、デザイン、その他設定用語すべてを、変更しました」という内容で、相当物議をかもしているようです。
話はそのまま12巻から続くのに、固有名詞が人名以外ほとんど変わっているし、乗っていたはずのマシンがデザイン全然変わっているという非常に奇妙な現象が起きていて、ただでさえ分かりにくいのに、また意味がぱっぱらぱーになってしまうよ。
よくここまで思い切るなあと逆に感心するぐらいです。
ファンの人たちの間では、相当なブーイングみたいです。
アマゾンのレビューもほぼ批判で埋まっているし。
読者歴が浅い私は、あんまりマシンとかのデザインには興味がなかったのですが、
その私でも、さすがにこのデザイン、黒騎士とか、なんかダサい・・・と思います。。
シュペルターとか名前もデザインもかっこよかったのに存在すらなくなっちゃうし。
ほぼ全部の名前も読みにくいし、意味が分からないし。
衣装とかにも相当こだわりのある作者なのですが、ファティマの衣装を途中で一新してプラスチックスタイルとか作って
ストーリーに出てこない人物の衣装まで設定集にのせたりしてこれが結構恰好よかったのに、それもすべて捨ててしまうとは・・。
でも、まあ話は面白いし、やっぱりこんな世界を頭でつくれるこの作者はすごい才能があるのだろうなあと思います。
9年もたってれば、飽きたりもするんでしょう。と好意的に考えてみる。
しかし、この情報量ありすぎの密度濃すぎの話を読んでいると、ほかの本が、特に最近の少女漫画がほんとスカスカに感じてしまいます。





 

先日、テレビでやっていた「傘を折る女」を玉木宏目当てに見ました。
島田荘司の御手洗潔シリーズ?の初めての映像化だったそうですが、なかなか面白くて
他のも読んでみたくなりました。

考えてみたら、推理小説は結構好きで綾辻行人とか読んだのに、なんで島田荘司に手を出さなかったんだろう?と
我ながら疑問になったのですが、その謎は、第一作目占星術殺人事件のあらすじを読んで思い出しました。

金田一少年の事件簿の某話が、この占星術殺人事件のトリックをまるパクリしていると訴訟問題になったのですよねえ、確か。
そして、それを聞いただけで、「あ、ってことは、ああいう話で、ああいうトリックなのね」と、読んでもいないのに、話が大体わかってしまったのです・・・。
金田一少年を読んだときは、「すごい!!!」とびっくりしたトリックだったのですよねえ。
あー、なんか損した気分。
金田一少年も罪つくりですね。

そして、こちらは読んだことのない「斜め屋敷の犯罪」も読んでみました。
土台から斜めっている洋館を舞台にした殺人事件のお話。
犯人の動静があからさまに怪しくて、犯人は最初のほうからだいたいわかっていたのですが、
トリックには度肝を抜かれました。
よくこんなの思いつくなあ。
あまりにすごくて何回も読み返してしまいます。
他のも読みたくなります。


 

鋼の錬金術師の作者という今ホットな作者が「アルスラーン戦記」を漫画化するということを知ってびっくりしました。
アルスラーン戦記は確かにかなり面白いですが、いまさら?っていう気持ちと、
あと、まだ終わってないじゃ・・・という気持ちが。
さらに、天野喜考のさし絵になれきってしまったため、荒川弘の絵柄はあのオリエンタルな雰囲気に合わないんじゃないかという恐れもありました。
絶世の美女とかいろいろでてくるのに、描けるのかしらと。

アルスラーン戦記は、題名から想像つきますが、ペルシャみたいな異世界を舞台にしたファンタジーです。
たぶんいろいろな方がそうであったように、私は学生時代に読んでおもしろいなあーと結構愛読していました。
表紙が怖くて「これ面白いのかなあ」と図書館で友達と話していたら、図書委員のお姉さんに「おもしろいよ!」と
話しかけてもらったのが読むきっかけだったという、思い出があります。
それから、同じ作者の創竜伝を読んだり、
銀英伝も手を付けてみたけど2巻で挫折し、
創竜伝も作者の政治批判が鼻について読むのやめちゃって、・・・というのが若かりし頃の田中芳樹変遷です。
アルスラーンだけは読んでいたけれど、
しかし、それから10数年???いまだに完結せず。

ようやく作者もぼちぼち続きを書きだしたようですが、なんだか一部の時のような面白さが欠けているような気がします。

あらすじは、簡単にいってしまえば、異民族に攻め込まれたたよりなさげな皇太子が仲間を増やして、国を取り戻すという話なのですが、十字軍等をモチーフに、ファンタジーながらリアルさを感じるストーリーでとても面白かったです。


1部では、敵が征服者だったり、隣国だったり、王位を簒奪された先王の子とかで、人と人とのかけひきが面白かったのに、
ところが、2部になって、敵が人外の化け物?になってしまって、そのとたんにつまらなくなった!!!
だいたい、世界の破滅をたくらむ純粋な悪とかって、物語で一番つまらない敵キャラですよね。
キャラクターとしての魅力もないし、世界の破滅をしてそのあとどうするんだって。

というわけで、1部までは傑作ですが、2部(特に旋旗流転以降)はいまいちなアルスラーンですが、
さっそく漫画版を読んでみました。

絵柄が合わないと思っていたけど、案外いいです。
そしてセリフが本当に本の通り!
なんだか続きが楽しみになってきました。


しかし、あとがきを読んでびっくり。
荒川さん、アルスラーンを読んだことなかったのですか。
ファンタジーを書いている人って、古今東西のファンタジーを読むもんだと思っていたのですが、そうでもないのですね。
うーん。
もしかして、年代の差でしょうか・・・。
「とりかえ・ばや」を現在連載中のさいとうちほが、「とりかへばや物語」を知らなかった。
という話も衝撃でした。
少女漫画描いている人も氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」を読んでいないもんなのね・・・。
でも「とりかえ・ばや」もかなり面白いです。
それはまたいつか。

あ、また批判的な記事になっちゃった。
 

 またヤマザキマリ本です。
続々読みたくなってしまい、3冊買ってしまいました。
「世界の果てでも漫画描き」1〜2巻
「それではさっそくBuonappetito!」

今回はイタリアがメインではなく、シリアやキューバやエジプト等あまり日本になじみの無い国で体験したエッセイになってます。
前2巻とちょっとかぶる内容もありましたが、面白かったです。
シリアなんて、ほとんど知らなかったのだけれど、パルミラ遺跡とかいってみたくなりました。
多分私は超農耕民族的な性質なので、自他共に認める遊牧民族的な作者の話がとても面白く感じるのかも。

「それではさっそくBuonappetito!」
おいしいもの大好きなヤマザキマリさんが紹介するイタリアだったりブラジルだったり印象に残った各国料理エッセイ。レシピつき。
私も、日本昔話の囲炉裏で煮てる汁とかにとても惹かれる子供時代だったので、ハイジの白ぱんとかにあこがれる気持ちがよくわかりますよ〜。
生ポルチーニキノコのグリルとか、特製オーダーメイドパニーニとか読んでいるとかなりおなかがすいてきます。
レシピもついているので、ポルチーニリゾットとか、アジのグリルとか、パンを丸めてスープで煮たカネーデルリを作ってみたくなりました。

そして、印象的だったのが、イタリア男性が、マンマの次に愛しているというヌテッラ!
チョコペーストなのですが、これがイタリア男性の心の味らしい。
全く存在を知らなかったのだけれど、読んでみると食べたくなったので、影響受けやすい私は買ってしまいました!
近所のスーパーでも売っていたです。
まあ、確かに美味しいですねえ。
でも、毎日食べたら確実に太りそう〜。

DSC_0124.jpg

左にあるのはシリアの巻で紹介されていたアレッポ石鹸です。
オリーブオイルでできていて、良い評判は前から聞いていた石鹸ですが、シリア製だったんですね。
これも、つい買ってしまいました・・。
顔もつるつるになって、頭まで洗えるらしい。


 「pen」のルネッサンス特集を読んでいたら、「テルマエロマエ」で有名な漫画家ヤマザキマリの文章が載っていました。
自分がイタリアに初めてイタリア行ったときに、その文化にどのくらい衝撃を受けたかという話だったのですが、それよりも、ヤマザキマリさんの超ドラマチック波乱な半生が簡単に書かれていて、それがこっちにとってはかなり衝撃的で、正直ルネッサンス特集はどこかにふっとんでしまった。

で、自伝的エッセイ漫画「モーレツイタリア家族」を即効買ってしまい、さらにその続きの「イタリア家族風林火山」まで買ってしまいました・・・。

ヤマザキマリさん、14歳で一人ヨーロッパ旅行をし(!)、その彼女を家出人と間違えたイタリア人お爺さんと車内で会い仲良くなって、その後そのお爺さんのつてでイタリアの美術学校に留学して、苦学生、シングルマザーを経て、結局35歳の時にそのおじいさんの孫(21歳)と14歳の年の差婚をしたそうです。
そして、イタリアで3世代8人同居生活(+ニワトリ50羽)をしていたそうな。
その旦那さんがローマ皇帝の名前を全て暗記しているぐらいの古代ローマおたくだそうで、そういうところから、古代ローマ人の風呂技師が日本の風呂にタイムスリップするテルマエロマの発想がきたそうです。
なんてドラマチックな人生。。。

漫画自体は、絵はテルマエとは違いますが、個性豊かで「モーレツ」なイタリア人家族が楽しいです。
実際の生のイタリア人ってこんなかしらって想像したり。
散々日本に来たいといって来たわりに、京都で日本料理を食べずに5日間イタリアレストランに通いつめ「日本のいためしサイコー!」と言ったイタリアおばさん9人ご一行様とか笑いました。

イタリアでの出産経験についても描いていましたが
これを読むと、イタリアでは出産したくない!と思います。









評価:
遠崎 史郎,谷口 ジロー
双葉社
---
(1993-06)

 震災の余震におびえていた一週間でした。
何もする気にならないし、外もいけない。
そこで、気を紛らわせるためにも
膨大にある漫画がそのうちくるかもしれないさらなる地震の時に散乱しないためにも、このさい整理をしようと、分別をしていました。。。

その中にこの本がありました。

うちの兄は、昔は全くその気はなかったのですが、ある日気づいたら山男になっており、家族のブーイングを受けながらも冬山までのぼったりと理解できない趣味を持っています。
読む雑誌も、どうやらヤマケイとか読んでるみたいで、さらに山岳漫画まで守備範囲をひろげているようです。
そんなこんなで、読み終わった漫画がうちに転がっていました。
興味ないので、売るリストに加えようとぱらぱらめくって見ると、
エベレストの絶壁を、下からの突風に乗って、逆立ちの姿勢で壁に垂直になって登るおじさんのシーンが描かれていて、「なんだこれはーーー!!??」と一気に興味がわいてしまいました。

「K」と呼ばれる謎の日本人の超スペシャリストなクライマーが
エベレストやK2などの山で遭難し、救助不可能とさじを投げられた遭難者を、1人で助けにいくという一話完結のお話。

劇画調の絵と、凍傷になりかけた遭難者の足を鹿の脚に突っ込んで治したり、絶壁にボルトを打ち込んで登ったり、リアリティあるお話があいまって、すごくおもしろかったです。
面白すぎて3回ぐらい読み直してしまった。
ジャイアント級の山の過酷な自然の中で、その自然を敬いながら利用して、超絶的な技術と体力でモクモクと絶壁を登っていく主人公。
逆立ち登山のシーンも、ギャグなどで無く、とてもまじめなシーンです。

本当に人間の力は、自然には非力だと思い知らされます。

登山に興味の無い人にも面白い漫画です。
私も、ちょっと興味がわいて、エベレストとかwikiで調べちゃいました。
マロリーの謎のカメラとか、物語がいろいろあるのですね。
なぜ命をかけて登るのかは未だによくわかりませんが、それだけ人をひきつける魅力があるのは感じました。

ただ、この漫画は、話は面白いのですが、女性の描写がイマイチです。
主人公の昔の恋人が、美人という設定らしいのですが、ちょっと小太り体型に髪型がパンチパーマというのはいかがなもんかと。



 とても面白くて、感想を書きたかったんだけど、なかなかヘビーな内容だったためなんだかうまくかけない気がして躊躇してました。

山岸涼子の、最近完結したバレエ漫画「舞姫 テレプシコーラ」。
山岸涼子は、「日出処の天子」とかで有名ですが、「アラベスク」というバレエ漫画も描いていて、私はどちらも結構昔から好きでした。
「アラベスク」は冷戦時代のソ連を舞台にしたバレエ漫画なのですが、アマちゃん主人公のノンナの成長が中々に面白く、実際にいたらむかつくだろうミロノフ先生のどこがそんなにいいのか?と思いながら読んでいました。
その山岸涼子のバレエ漫画ということで、前から気になっていたのですが。
ただ、この人の作品は、うっかり読むと、驚愕の展開に強烈なパンチをくらってしまい鬱になることが多いため、このテレプシコーラもなかなか手が出せないでいました。

この「テレプシコーラ」は現代の日本を舞台にして、ごく普通のバレエ教室を開いている母親のもと、バレエを習う姉妹のお話。
作者が、バレエを実際に習っているため、絵も内容もかなり詳しく、日本のバレエ環境がかなりリアルに書かれています。特に、ポージングがすごく綺麗。
主人公は、環境に恵まれているのに、次女で甘やかされたせいか、バレエに対する欲も無く、足に生まれつき欠陥があるためバレリーナとして成功するのは難しいだろうといわれている六花(ゆきと読むらしい・・なぜ?)。
そして、六花の姉の、バレエの才能も、情熱も持ちながら、晴れの舞台で靭帯を損傷してしまい苦難の道を歩む、千花。
六花の学校の同級生で、ものすごい才能がありながら、容姿に恵まれず、家も貧乏でどうしようもない親のもと小学生ながらにありえない苦難を背負う空美。
基本的には、六花の成長物語ですが、それに重ねて、それぞれにハンディキャップをかかえている三人をめぐるお話です。

主人公六花は、おっとりした性格で、才能あふれる千花の影で「私なんて所詮ダメよ」とマイペースにバレエに取り組んでいるため、話ものんびりと進むのですが、のんびりした話と絵の中で、バレエにはお金がかかるという問題(月謝から、発表会の衣装やチケットとか)、才能だけではなく容姿、体型も重要視される過酷さ(拒食症になったり)、いじめ等リアルな問題がつぎつぎと出てきます。

特に千花ちゃんは、これでもかというぐらいの困難を背負わされています。
靭帯を損傷してから、医療ミスが続き、手術を3度も行いながら、最期には靭帯移植を行うのですが・・。
手術、リハビリ、手術、リハビリ、と、ブランクが続き、踊りたいのに踊れない。自分はだれよりもうまく踊る自信があったのに、この怪我のせいで、この成長期、この大事な時期に私だけ1人取り残されてしまう。
どんどんと追い詰められていくのが読んでいて本当にかわいそうになります。

もう本の帯にも書かれているので、あえてネタバレにもならないと思うのですが、
1部の最終巻10巻は、読むたびに涙がぼろぼろと止まりません。
本当に誰か、助けてあげられなかったのかと、周りの人、特に何も気がつかなかった六花へは怒りさえわいてくる。でも、実際にはそういうものなのかもしれません。
この辺のくだりは、ちょっとあまりに重すぎて結構辛かったです。


2部は、成長した六花が、なんとローザンヌコンコールに出場し、そのコンクール開催中のお話です。
さらに、1部で行方不明になった空美を彷彿させる謎の中国系アメリカ人が登場して・・・。

前はピルエット2回でへばっていた六花が、オーロラやジゼル踊ったりしているなんて、とその成長っぷりにびっくり。よくやったよくやった、と褒めてあげたくなる。
ダメダメなキャラクターが見違えるように成長する話が好きなので、この2部はかなり楽しいです。成長したといってもそこはボケボケ六花なので、風邪を引いているのに風邪薬飲み忘れたり、寒空の下でフラフラしたりとうっかりミスを連発してますが。

私が思うに、ローザンヌは1部のおまけ、後日談的な話に思えます。
だから、1部の時のような緊迫感もあまりなく、まったりと。
終わり方にかなり批判があるようですが、あまり気にならないです。
海外のバレエ学校に取材に行くのは難しいし、これ以上続けるのは難しいでしょう。



バレエは昔から好きでしたが、最近はお金も無いため、ちょっと離れていました。
それが、これを読んでからまたちょっと見たくなってきています。
バレエに興味ない人でも、濃いお話を読みたい人には、かなりオススメの漫画です。
ただ空美の設定に、R15的な内容があるので、そのへんはちょっと注意です。



評価:
森見 登美彦
角川グループパブリッシング
¥ 580
(2008-12-25)

 「四畳半神話大系」にはまってから、同じ作者の「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。

四畳半・・と同じく、京都を舞台とした大学生が主人公のお話で、雰囲気は似ています。
思ったよりもファンタジーというか現実ではありえないことがちょくちょく起こりますが
それも面白いです。

興味を持ったことに本能のままに動き回る「彼女」と、その彼女を好きになりひたすら追いかけまくるけど追いつけない主人公の「先輩」の追いかけっこが、一章から、夜の祇園、二章の下鴨神社の古本市、3章の文化祭、4章の風邪菌が蔓延した京の町を舞台に繰り広げられます。

この「彼女」がとてもかわいくて、先輩の結婚式の二次会に出てたら酒が飲みたくなってこんなところでは飲み足りないので先斗町に繰り出す、好物はラム酒で腰に手を当ててラッパ飲みしたいという大酒豪。
実に、うらやましい話です。
作中「偽電気ブラン」というお酒が出てきて、これが大層おいしそうでした。
その後、電気ブランを居酒屋に行った時に飲んでしまいました。

最後のクライマックスで、カフェの進々堂が出てきますが、以前旅行をしたときにここで朝食を食べたことがあります。
とても静かで、素敵なお店でした。
あの雰囲気を思い出しながら、読んでいましたが、店のイメージそのままに
爽やかな終わり方で、読後の気分もとても良かったです。

 お盆休みです。
お休みは、陶芸教室が無料開放日なので、せっせこロクロをひこうかと思っていました。

ところが、最近酒を控えているから全然飲みすぎた気がしないのに、
前日飲んだ昆布入りハイボールが予想以上に濃かったせいか、昆布入りが良くなかったのか
久しぶりのひどい二日酔い・・・。
もう酒なんて飲まない〜と毎回同じことを思いながら、ようやく治ったのがもう夕方。
なんて、無駄な休日の過ごし方でしょう。

もう何もする気が起きないし、でもヒマなので、漫画を借りてきました。
これも、非生産的な行為ですがね。
特に見たいのがなかったので、ちょっと気になっていた「ちはやぶる」と「チェーザレ」を借りてみました。
両方気になってはいたのですが、ほとんど期待していなかったのにこれがかなり面白かった!!
というか、面白すぎて、次の日アマゾンで大人買いしてしまいました。。
期待してなかったからレンタルで済まそうと思ったのに、予想外の出費です。。

「チェーザレ」
ご存知ルネサンス時代の悪名高いチェーザレ・ボルジアを主人公とした漫画です。
川原泉の「バビロンまで何マイル?」からチェーザレにはまって
塩野七生の「チェーザレ・ボルジア、あるいは優雅なる冷酷」が好きで
それからルネッサンスにはまっちゃって
それが縁でヴェネツィアが大好きになって
なんで日本の漫画家はこんな面白い題材を取り上げないのかしら?と常々思っていた私としては真っ先に読まなければならない漫画だと思うのですが、
なんか絵がとっつきにくくて、期待値が高い分落胆したらいやなので敬遠してました。
でも、危惧でした。
すごい面白い!
当時の文化の考察もすごいし、なのにただの歴史解説本になっておらず物語としての盛り上がりもあるし、チェーザレとドン・ミケロット(ミゲル)はかっこいいし。←これ大事
ヴィンランド・サガも思ったけれど、こんな資料も少ない外国の昔の話をよく絵にかけるなあと
感心します。
システィーナ礼拝堂のミケランジェロが壁画を描く以前の描写とか、ほんとすごいですね。

チェーザレのその後を知っているだけでに、今の華々しい可能性あふれる青年姿がとても見ていて切なくなります。
騎馬戦の後、草原に寝転がりながら「死の間際にこの空を仰ぎ見る猶予はあるのだろうか?」という言葉がすごく重い。

ただ、心配なのが、現在7巻で、いまだにチェーザレが枢機卿にすらなっておらず、いったいチェーザレが死ぬまで何巻かかるんでしょうね???
ホアン暗殺とかいったい何巻になることやら。

大人買いにもちょっと躊躇したのですが、最近欲しい本が絶版ばっかりで、「本というものは欲しいときにすぐ買わなければ、人気がなくなるとすぐ在庫が無くなり、手に入れるのがとても困難になる」ということを思い知ったもので、購入することにしました。

「ちはやぶる」
競技カルタを題材とした青春漫画。
競技カルタなんてまったく知らない世界でしたが、面白かったです。
面白かったって書きながら何が面白かったのかって改めて考えると良くわからなくなってきたのですが、
まとめてみると

ヒカルの碁+「時をかける少女」のように一人の女の子と二人の男の子の微妙な関係+かっこいい眼鏡男子

って感じでしょうか・・・。


探すと面白い漫画っていっぱいありますね。

 また漫画を借りました。
宇宙兄弟よりおもしろいよと言われていたのと、
「へうげもの」と同じ作者なので期待。

火星に初めて有人飛行した飛行士が、謎の物体テセラックと遭遇し、
テセラックに仲間も殺され通信機も宇宙船も壊された状態で
数年間、ただ一人火星でテセラックと対峙する孤独な状況と

平行して語られる、その飛行士を助けるために、新たに募集された火星へのクルーに応募し、
過酷な試験に取り組む主人公と仲間達のアツイお話。

火星に一人残された飛行士の絶望的な孤独と
敵なのか味方なのか、何を考えているのか、そもそも生き物なのかわからない物体テセラックと向き合わなければならない
状況がめちゃめちゃ怖くて、
夜中に読んでしまったのですが、読み終わった後寝れなくなりました。
仕方ないので、「のだめ」の最新刊を読んで、お口直しをし、心を落ち着けましたよ。

しかし、この作品大きな難点があり、なんと打ち切られているのです。
芯がある主人公とそれぞれ能力が高く個性がある候補生達が、過酷な試験の中で、仲間としての絆を結び、いよいよこれから〜というところで、この作品終わってしまいます。
えええー???という感じですよ。
テセラックはどうなるの??

ネットで調べると、作者は連載時に2通しかファンレターがこなかったなど、手ごたえを感じなかったからもう続ける気が無いとか。。
いやあ、そんな理由でやめちゃうなんて。
私は漫画は結構読んでますが、ファンレターなんて書いたこと無いですよ。
是非、続きが読みたいですよ。

評価:
山田 芳裕
講談社
¥ 1,200
(2007-11-22)


PR

Calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

momiji

じゃらん

expedia

楽天

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • ふるさと納税にはまりました
    レンコン
  • ふるさと納税にはまりました
    yuri
  • さばの味噌煮の残り汁
    レンコン
  • さばの味噌煮の残り汁
  • 新しい鍋、ジオプロダクト
    レンコン
  • 新しい鍋、ジオプロダクト
    mofu
  • 新しい鍋、ジオプロダクト
    レンコン
  • 新しい鍋、ジオプロダクト
    mofu
  • サラダが嫌い
    レンコン
  • 新国立美術館でランチ
    レンコン

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM